ファジアーノ岡山は現在J2の首位、その好調を牽引している守護神・一森純はCBとの二刀流

今年のJ2は例年以上に「大混戦」と言われている。そうした中で開幕ダッシュに成功したのがファジアーノ岡山。

第9節を終えて首位に立つファジアーノ岡山、その大きな要因はセットプレイの精度の高さと9試合で僅かに失点3という失点の少なさにある。そんな中、怪我人や育成年代の代表招集もありDFの顔触れが代わるなか、開幕から全試合出場し印象的なセービングをしているのが一森純。

そんな一森が岡山で守護神になるまでには色々な経験があった。


9試合中6試合がクリーンシートで、1試合複数失点は無し。J2リーグ最少失点タイの3失点で首位を快走するファジアーノ岡山。この快進撃を最後尾で支えているのが、…
出典:サッカーダイジェストWeb

一森純がたどり着いた岡山の守護神というポジション

一森は大学生の時いくつかのJリーグクラブの練習に参加したがオファーがなく、当時地域リーグからJFLに昇格したばかりのレノファ山口に加入することとなるのだが、実は一森が練習参加したクラブの中にはファジアーノ岡山もそのひとつにあった。

とはいえ、現在ファジアーノ岡山を率いる長澤徹監督や強化責任者の鈴木徳彦GMはまだ岡山に加わる前の事なので先入観が無いという事があったでしょう。山口で3年間プレーしチームのJ3参入、J2への昇格そしてJ2初年度を山口の正GKとして過ごし経験した後、2017年岡山へ移籍した一森ですが当初は2番手GKという見方が大勢であった。

一森と同じタイミングでリオオリンピック日本代表だった櫛引が岡山へ移籍加入。
現に2017年開幕直後は櫛引がスタメンで一森は控えでしたが、この年の岡山は開幕から苦戦しいられまた櫛引のミスで勝ち点を失った試合もあった事もあり、チャンスが一森の手に転がり込むような形でスタメンで起用されるようになる。

試合中のパフォーマンスも良かった事からそのまま一森がレギュラーとなるのは自然の流れだった。

一森が加入する前まで岡山のレギュラーGKは中林という不動の守護神がいて「神林」と称されていた。
今年のチームは好調を維持してシーズン終盤まで上位争いできるのか。

一森の活躍がその鍵を握るピースのひとつとなるのは間違いないだろう。

まとめ

ファジアーノ岡山の最終ラインは盤石の守備という印象はない。だが一森のビックセーブでなんとか凌いでセットプレイで得た虎の子の1点をウノゼロ(1-0)で守りきるという試合が非常に多く、9節終了時点で岡山が挙げた6勝は全て無失点試合。また5勝が1-0というスコア。

このデータがいかに一森を中心とした守備が奮闘しているのかという事を表している。
裏を返せば一森が離脱するような事態に陥れば、或いは「確変」と言える現状が終わってしまった時ファジアーノ岡山がどうその状況を打開していくのか。

岡山がJ2の優勝争い、また夢のJ1昇格へ向けた位置に今シーズン居続けるために、現状に甘んじることなく結果を出し続けていただきたい。
そんな事を考えさせれるほど一森は将来が楽しみな選手だと思う。